理事長あいさつ

日本高等教育評価機構 理事長 黒田 壽二

理事長 相良 憲昭

 このたび、黒田壽二前理事長の後任として理事長職を拝命いたしました。当機構の役割の重要性がますます高まっている折、最善を尽くして職務に邁進する所存であります。会員校はじめ、関係各位の一層のご理解ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 当機構は、学校教育法第110条に規定する認証評価を行う機関として、日本私立大学協会を母体に平成16(2004)年に財団法人として創設され、平成24(2012)年に公益財団法人に移行しました。

 当機構の評価の目的は、大学等の自律的な質の向上及び改善を支援し、もって我が国の大学等の発展に寄与することであります。当機構と各大学とのコミュニケーションを重視しながら、創設以来ピア・レビューの精神を礎に私立大学等の特性に配慮するとともに、各大学の個性・特色を重視し、それぞれの大学の建学の精神を生かした改革・改善に資する認証評価に取り組んでまいりました。

 第1期及び第2期(平成17(2005)年度から平成29(2017)年度まで)の13年間で、大学、短期大学及びファッション・ビジネス系専門職大学院、延べ636校の認証評価を実施し、教育研究における特色ある優れた取組みや、他大学の参考となる取組み等を公表してきました。

 本年度(平成30年度)から、認証評価制度の第3期がスタートしておりますが、当機構では、現行の評価システムについて大幅な見直しを行い、教育研究における大学等の内部質保証機能を重視した新評価システムを構築し、評価事業に取り組んでいるところであります。

 また、本年6月には中央教育審議会将来構想部会の「今後の高等教育の将来像の提示に向けた中間まとめ」が公表され、認証評価制度の在り方の検討にも言及されています。

 当機構としても、今後、これらの状況を踏まえ、評価のあり方の研究にも意を用いて、グローバル化や地域活性化の主役としての大学がその役割を果たせるような評価の方向性を示し、国際通用性を備えて誰からも信頼される評価機関となるよう努めるとともに、大学の教育研究活動がより一層活性化することへの手助けができればと思っております。

 平成30(2018)年6月

公益財団法人 日本高等教育評価機構
理事長 相良 憲昭